人工肛門
排便制御デバイスの開発
人工肛門
排便制御デバイスの開発
オストメイト(人工肛門患者)は排便が制御できないため、皮膚に貼付した袋に便を貯め生活している。患者は常に袋に気を配っているが、便はいつ出てくるかわからず、突然便がもれることもしばしばある。そこで我々は排便制御デバイスを開発した。
- 所属
- 京都大学
消化管外科
- 代表者
- 谷 亮太朗
京都大学消化管外科 大学院生(博士課程3回生)
谷 亮太朗 Ryotaro Tani
消化器外科医。京都大学・大阪大学発プロジェクトとして、現在人工肛門排便制御デバイスを開発中。消化器領域の排泄に関わるさまざまな課題解決のため機器開発に取り組んでいる。
SOLUTION社会課題解決方法
オストメイトによりそった、
製品の開発
人工肛門排便制御デバイスの開発は1970年ごろから行われてきたが、未だ普及はしていない。その理由として、技術面ハードルに加えて、患者の本当に求めているものではないことが考えられる。多くの患者に繰り返しヒアリングを行い、ともに悩むことで潜在的なニーズを特定することができた。本当に患者が求める機器の開発が可能となった。
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ORIGINALITY独自性・開発への想い
VISION夢・展望・事業イメージ
京都大学・大阪大学発の画期的な
医療機器スタートアップとして
本プロジェクトは京都大学消化管外科と、医療機器開発人材育成プログラムである、ジャパンバイオデザイン大阪より生まれた。2大学発のスタートアップとして、国内23万人、海外200万人のオストメイトの生活にイノベーションを起こしたいと考えている。数年以内に販売開始できる見込みである。
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