自己学習で身に付く


看護技術トレーニングシステム

開発したシステムは、看護技術スキルの熟達を目指し
何度も練習できるもので、熟練者と自身の技術を比較して、
正しい手順の獲得と良質なスキルを持った
看護職の輩出を図ることができる。

所属
大阪公立大学 情報学研究科
医療看護情報システム研究室
代表者
真嶋 由貴惠
真嶋 由貴惠

大阪公立大学 大学院情報学研究科 教授
真嶋 由貴惠 Yukie Majima

博士(工学)、保健師、看護師時代に、よりよい看護をするためにパソコンが役に立つと考え、香川大学教育学部総合科学課程情報科学コースに進学。その後看護学、情報学の知識で看護界の後方支援に力を入れる。

SOLUTION社会課題解決方法

指導者がいなくても、
手順をまなぶことができる

これまで看護技術教育は実習室で一斉に練習を行う形式で、限りのある教員数で見回り指導を行ってきた。そこで、①「自己学習」による「看護技術手順の確実な習得」と、②「自分の看護技術の内省(リフレクション)」が可能なeラーニングシステムを開発した。

ORIGINALITY独自性・開発への想い

30年の思いを込めた
新たな看護技術トレーニングシステム

看護師をしていた時、点滴注射業務が消灯時間を過ぎても終わらなかった。何度も注射を失敗して患者さんに痛い思いをさせたことに罪悪感を覚えたことを思い出す。注射が上手になりたい。患者さんに痛い思いをさせたくない。そんな気持ちでシステムを開発した。

VISION夢・展望・事業イメージ

夢は、熟練看護技術をもった
看護師の輩出

熟達した技術の獲得にはトレーニングが必要である。熟練者の技術と自分の技術を比較しながら自己学習できる教育システムは有益なものと思う。そして、このシステムを海外にも提供して、日本の看護師の素晴らしい看護技術を世界に発信していきたい。


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