持続可能社会実現のための


珪藻の大量産生と販売

太陽光を使ってCO2を高付加価値有用物質やバイオ燃料にもなる油脂に変換し、また養殖用餌料としても価値が高い珪藻の低コスト安定高密度大量培養技術を確立し、健康や美容産業等での有用物質の利用、バイオ燃料、養殖用餌料への利用等への展開をめざす。

所属
兵庫県立大学 大学院理学研究科
細胞構造学分野
代表者
菓子野 康浩
菓子野 康浩

兵庫県立大学 大学院理学研究科
細胞構造学分野 准教授
菓子野 康浩 Yasuhiro Kashino

各種藻類の光化学系複合体の構造と機能、および環境応答機構について研究。そのような基礎研究に立脚した応用研究にも積極的に取り組み、光合成機能を活用した技術の社会実装をめざしている。

京都大学 大学院農学研究科
応用生命科学専攻 教授
伊福 健太郎 Kentaro Ifuku

植物や藻類を材料にした生化学と分子生物学を専門とする。それらの光合成と代謝の能力を活かして、環境や食料、エネルギーの問題の解決につなげることを目標に、研究員や学生と共に研究に励んでいる。

SOLUTION社会課題解決方法

全人類と生物たちの安全・安心な
生命活動への貢献

長寿・高齢化社会の進行に伴い、健康寿命の伸長や美容、健康食品への高いデマンドがある。同時に、それを支える環境問題にも高い関心がある。全人類、およびより多くの生物の安全・安心な生命活動に寄与すべく、珪藻の高い光合成能力を利用する。

ORIGINALITY独自性・開発への想い

環境耐性の高い珪藻と独自の
分子育種技術

環境変化への耐性の高い珪藻を用い、未滅菌の汚水でも高密度大量培養を実現した培養技術を独自に開発済みである。また、実用微細藻類では国際的に先行した実用的遺伝子組換え技術を開発し、特許取得済みである。安全・安心な生活の維持・発展のために、より使いやすい技術への昇華をめざしている。

VISION夢・展望・事業イメージ

人類、生物、地球の
永続的持続可能性の追求

珪藻を健康食材として提供し、全人類の健康的生活の維持・発展に寄与したい。珪藻の光合成によりCO2削減を進め、人類および多くの生物が永続的に存続可能な地球環境の維持・発展に貢献するとともに、ゆくゆくは化石燃料の現存量を気にする必要のない社会を実現したい。

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