結べて解ける紐状の


加速度センサ「圧電組紐」

圧電組紐は、引っ張り・ねじり・ずりの動きによって
電圧を発生する細く柔らかい紐状センサ。伝統工芸の技術を
取り入れて「飾り結び」や「刺繍」を施すことにより、
様々な運動検出をPCや複雑な回路を用いず可能にする。

所属
関西大学
田實研究室
代表者
田實 佳郎
田實 佳郎

関西大学 システム理工学部 教授
田實 佳郎 Yoshirou Tajitsu

高分子のキラル構造に基づく結合効果(圧電性や光弾性等)を長年研究し、無機材料では実現できない機能化を進めてきた。近年は、裁縫もでき結べる柔軟センサ「圧電組紐」を開発し、“着る端末”の実現を図っている。

SOLUTION社会課題解決方法

人を古代から支えてきた繊維、
組紐が新たな提案をする

ふだんは意識されないほど私たちの暮らしと共にある、繊維。圧電繊維(YUWAERU)は、この繊維の可能性を、ファッション、エンタメ、スポーツ、伝統工芸、そしてあなたの身近なプロダクトへ広げるファイバーテックブランド。

ORIGINALITY独自性・開発への想い

暮らしの中のあらゆるシーンで
想いを結ぶ

圧電組紐を<スパイク>の表面に刺繍することで、キック力や蹴り方を測定できる。<ベッドシーツ・枕>に刺繍することで、脈や呼吸を検出できる。<ペット洋服>に刺繍することで、ペットの見守りを実現。スポーツ、ヘルスケア、ペット、医療、ファッション、エンタメ・・・ あらゆるシーンで体験価値向上、新価値提案が図れる。

VISION夢・展望・事業イメージ

デジタルを活用した、生活に溶け込む
新たなコミュニケーションの創生

今注目を集める仮想空間、メタバース。その夢の空間に、誰もが容易に参加できるための技術へ昇華。圧電組紐を縫い込んだ衣服を身につけるだけで、特別な練習なしにアバターを自在に操る。高齢者や情報弱者でも、いつまでもいきいきと活躍できるメタバースを実現したい。

お問い合わせお問い合わせ